頸動脈エコー検査で動脈硬化・脳梗塞リスクをチェック

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頸動脈エコー検査について

「血管の若さ」をチェック。脳梗塞を防ぐための頸動脈エコー検査

頸動脈エコー検査の解説記事のイメージ画像

 

「血圧が高い」

「糖尿病や高脂血症の治療を受けている」

「煙草を長年吸っている」

 

そんな方は血管の老化=【動脈硬化】が進んでいるかもしれません。

頸動脈エコー検査でご自身の血管が今どのような状態か、一度詳しく調べてみませんか?名古屋市北区の柴田内科クリニックで受けていただけます。

 

そもそも「動脈硬化」って何?

私たちの血管は、本来ならゴムホースのようにしなやかで弾力があります。
しかし、加齢や生活習慣によって血管の壁が厚くなったり、硬くなったりして弾力性を失ってしまうことがあります。
これが「動脈硬化」です。

例えるなら、「古くなって硬くなったゴムホース」「内側にサビや汚れがこびりついて通り道が狭くなった水道管」のようなボロボロな状態です。

 

動脈硬化で血管が硬く狭くなる様子の説明図

 

どんな人が動脈硬化を起こしやすい?

  • 高血圧:常に血管に圧力がかかるため、壁が傷つきやすくなります。
  • 糖尿病:高い血糖値が血管の壁にダメージを与えます。
  • 脂質異常症:コレステロールなどの脂質が血管の壁に溜まりやすくなります。
  • 喫煙・肥満:血管の老化を早める大きな原因となります。

 

頸動脈ってなに?

「頸動脈」は首の両側を通り、脳へ血液を送る太い血管です。

太く、皮膚のそばにあるため、エコーで非常に観察しやすい血管です。

ここでの動脈硬化の進み具合は、「心臓(冠動脈)」や「脳血管」の状態と強く連動していることが証明されています。

つまり、頸動脈を診るだけで、全身の血管の健康状態を推測できるのです。

 

首の両側を通り脳へ血液を送る頸動脈の位置の説明図

 

頸動脈エコー検査の流れ

所要時間は約10~15分です。

  1. 準備:首元を出し、ベッドに仰向けでリラックスして横になります。
  2. 検査開始:首の左右に専用のゼリーを塗り、プローブ(小さな機械)をあてて血管を詳しく観察します。痛みはありません。
  3. 検査後:普段通りの生活が可能です。

 

頸動脈エコー検査を受ける様子のイラスト

 

頸動脈エコーで何がわかる?

  • 血管の壁の厚さ:血管の壁が厚くなっていると、動脈硬化が進んでいるサインです。専門的にはIMTと呼びますが、要は「血管のサビ」がどれくらい溜まっているかを測ります。
  • プラーク(脂肪の塊):血管の中にできた「こぶ(プラーク)」の有無を確認します。

 

頸動脈エコーでわかること:血管壁の厚さ(IMT)とプラークの有無

 

もし「血管の詰まり(狭窄)」が見つかったら?

エコー検査では、血管がどれくらい狭くなっているか(狭窄度)を%で判定します。

 

1. 軽度の詰まり(50%未満)
  • 状態:血管の壁にプラークがあるが、血液の流れは保たれている状態。
  • 対応:「生活習慣の改善」と「数値の管理」
    高血圧、脂質異常症(コレステロール)、糖尿病の治療を徹底し、これ以上サビを増やさない、厚くしないことが目標です。基本的には定期的(半年〜1年ごと)なエコー検査で経過を見守ります。

 

2. 中等度の詰まり(50〜69%)
  • 状態:通り道が半分以上ふさがり、脳梗塞のリスクが高まり始める段階。
  • 対応:「積極的なお薬の治療(薬物療法)」
    コレステロールを下げる薬を使い、プラークを「安定」させて剥がれにくくします。また、血の塊を防ぐ「血液サラサラの薬」を検討する場合もあります。

 

3. 高度の詰まり(70%以上)
  • 状態:脳梗塞を起こす危険性が非常に高い、一刻を争う状態。
  • 対応:「手術・処置の検討」
    お薬での治療に加え、血管を広げる「ステント留置術」や、分厚くなった壁を直接取り除く「内膜剥離術(ないまくはくりじゅつ)」といった外科的な処置を検討します。専門病院へのスムーズな連携が必要な段階です。

 

★重要なのは「狭さ」だけじゃない!

実は、狭いかどうか(%)と同じくらい大切なのが、プラークの「質」です。当院では、「プラークの質」までしっかり評価します。

  • ベタベタした柔らかいプラーク:狭くなくても、剥がれて脳に飛びやすいため要注意。
  • カチカチに固まったプラーク:剥がれにくいですが、じわじわと血管を狭くします。

 

柔らかいプラークと硬いプラークの違いの説明図

 

当院のこだわり

頸動脈エコーは、わずか数ミリの「血管の壁の厚さ」や「プラークの質」を見極める非常に繊細な検査です。
名古屋市北区の柴田内科クリニックでは、血管の構造を知り尽くした熟練の臨床検査技師が検査を担当します。「剥がれやすく危険なプラーク」が隠れていないか、隅々まで徹底的にスキャンします。

 

熟練の臨床検査技師による超音波検査のイメージ

 

こんな方におすすめ

  • 生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)がある方
    動脈硬化が進みやすく、脳梗塞のリスクが高いため
  • 健康診断で数値の異常(血圧・脂質・血糖値)を指摘された方
    血管に負担がかかっているサインです
  • 「血管年齢検査(CAVI / ABI)」で異常を指摘された方
    血管の硬さだけでなく、エコーで「実際の汚れ」を確認する必要があります
  • 喫煙習慣や、血縁者に脳卒中・心筋梗塞の方がいる方
    体質的、あるいは習慣的に血管トラブルのリスクが高い方です

 

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